暮らし方紹介 LIFE STYLE

35歳になったら、家を建てよう！と決めていたんです。

「家を建てようと思った時にまず最初に考えたのは、ガレージを建てられる広い土地。さらに、せっかく建てるならおしゃれな家にしたいと思いました。」

旦那様は当時を振り返ります。取材をさせていただいたのは、お引渡しからちょうど1年がたったころ。このマイホーム計画をスタートした時、旦那様はまだ独身で奥様とも付き合う前だったと言います。

「どこにお願いするか決めるのに何社か回ったんですけど、なかなかピンとこなくて・・・。建売の業者さんだと融通が利かなかったり、工務店さんに相談に行ったところ土地探しはご自身でと言われてしまったり。そんな時にむぎくらさんで分譲地を紹介してもらったんです。実際にお会いして話を聞いていくとむぎくらさんは、規格プランもあるし自由設計もできる、柔軟にご対応いただける点がいいなと思いました。」

旦那様こだわりのガレージは、リフトまで完備している本格仕様。休日はよくここで愛車の整備をしているそう。

提案してもらった仕様が、一番のお気に入りに。

玄関からLDKに入ってきて、まず最初に目にとまるのは4つの大きなX型のワイヤー。家のお気に入りポイントを伺うと、最初にお答えいただいたポイントがこちらでした。

このワイヤーはスマート・ブレースといって、通常の木造筋交いの代わりとなるデザイン性に優れた耐力壁です。もともとは、ここは普通の壁にする予定だったと言います。

「壁だとちょっと狭く見えそうだなと思って、それを伝えたら担当の設計士さんがこのワイヤーを提案してくれたんです。最終的にこのワイヤーのかたちにして本当に正解でした！おしゃれだし、かっこいいし、何より開放感抜群で。」

それからマイホーム計画をスタートした当初は、特に具体的なイメージは無かったという旦那様。しかし、提案いただいた図面を見てから、ああしたい！こうしたい！とどんどんイメージが膨らんでいったそうです。

「このキッチンも気に入っています。アイランドキッチンにしたことで広々使えて、ふたりで作業するときも動線がかぶらないのですごく使いやすいです。」

料理は嫌いじゃないという旦那様。このキッチンなら奥様と並んで料理をするのも楽しいと語ります。

お気に入りの場所も、最初はみんなに大反対されたんです。

「家を作っている時に電話でキッチンの話を聞いて本当にびっくりしたんです。」

その理由は、O様のお家の間取り。玄関から入ってすぐにキッチンという、少しめずらしい動線。

「玄関入ってすぐキッチンって想像がつかなくて、写真も見せてもらったんですけどいまいちピンと来なかったです。でも、家に住み始めてすぐに、あ!使いやすい!って思いました。買ってきたものをすぐにしまえるし、帰ってきてすぐ手も洗える。とても使いやすいです。」

そんな話を聞きながら旦那様は、「最初は、これ本当に全員に大反対されたんですよね。」と笑っていました。

今ではお二人ともこのキッチンがとてもお気に入りのようです。
奥様は他にもダイニングやトイレ、家の様々な場所にある照明もお気に入り。中でもとくに通路の照明がお好きらしい。

「一目見て、この照明がかわいい!って思いました。それで、セリアでこのチューリップを買ってきて照明の下に付けたんです。すごくかわいくて、お気に入りのスペースです。」

ふたりにとって“最高”の家。

間取りから仕様設備、デザイン、家具まで全て旦那様が決めたお家ですが、奥様もとても気に入っていらっしゃいます。

「リビングの上にある窓もすごく気に入っています。これ、夕方になると電車の窓みたいに光で壁にポンポンポンって四角が3つ並ぶんです。それがすごく素敵で。付き合う前に建てたのに、こんなにも気に入るポイントがたくさんあるなんて奇跡ですよね。言う事ないです。この家大好きです。」

最後に「趣味が合って本当に良かったよね。もし好みが真逆だったら・・・ねえ？大変だったよね。（笑）」と、お二人は笑っていました。