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2025.12.23

高気密高断熱で何が変わる?暮らしの快適性と電気代のリアル

「高気密高断熱の家は快適」とよく言われますが、その理由を具体的に説明できる住宅会社は意外と多くありません。むぎくらでは、この言葉を単なる性能表現としてではなく、「日々の暮らしの変化」としてお伝えするようにしています。

高気密高断熱住宅の大きな特徴は、室内環境が安定しやすいことです。外の暑さや寒さの影響を受けにくいため、エアコンをつけたときの効きが良く、切った後も急激に室温が変わりにくくなります。その結果、冷暖房の使用時間が短くなり、電気代の面でも穏やかな変化が期待できます。

また、家の中での温度差が少なくなることも、暮らしやすさにつながります。リビングは暖かいのに廊下やトイレは寒い、という状況は珍しくありませんが、高気密高断熱の家では、こうした差が生まれにくくなります。むぎくらでも、「家のどこにいても同じような温度感で過ごせる」という点を評価される声をよくいただきます。

ただし、高気密高断熱は「性能を高めればそれで終わり」ではありません。換気計画や間取りとのバランスが取れていなければ、かえって暮らしにくくなることもあります。そのため、むぎくらでは設計段階から空気の流れを意識し、家全体で快適さをつくることを大切にしています。

電気代についても、「必ず安くなる」と断言できるものではありませんが、冷暖房効率が良くなることで、無理のない使い方ができるようになるケースは多くあります。高気密高断熱は、数字以上に「暮らしの質」に影響する要素だと言えるでしょう。