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2026.10.30
なぜ住宅会社がお客様感謝祭を続けるのか?「むぎフェス」に込めている考え方
住宅会社との付き合いは、家が完成したら終わるのでしょうか。
家づくりを検討しているときは、間取りや価格、性能、デザインなどに目が向きます。
しかし家は、完成してから何十年と暮らしていくものです。
むぎくらでは、家をお引き渡しした後もお客様とのつながりを大切にしたいという考えから、2016年に第1回のお客様感謝祭「むぎフェス」を開催しました。
なぜ住宅会社が、家を建て終わったお客様のためにイベントを続けるのでしょうか。
そこには、むぎくらが住宅会社として大切にしている考え方があります。
この記事のポイント
・住宅会社との関係は引き渡しで終わるものではない
・家は建てた後の期間の方がはるかに長い
・顔を合わせられる関係が相談のしやすさにつながる
・むぎフェスは「売るため」ではなく「つながりを続けるため」の場
家づくりは完成がゴールではない
住宅会社にとって、建物の完成は大きな節目です。
しかし、お客様にとってはそこから新しい暮らしが始まります。
暮らしていく中では、
「ここを少し直したい」
「設備の使い方が分からない」
「そろそろメンテナンスが必要かな」
など、さまざまな疑問が生まれます。
そんなとき、
「久しぶりだから連絡しづらい」
と感じる住宅会社ではなく、
「ちょっと聞いてみよう」
と思っていただける存在であることが大切だと、むぎくらは考えています。
なぜ「イベント」を開催するのか
アフターメンテナンスの制度を整えることはもちろん大切です。
ただ、制度だけで人との関係が続くわけではありません。
たまに顔を合わせ、近況を話し、お子さまの成長を見る。
担当者とお客様が、
「お久しぶりです」
と自然に話せる関係も、地域の住宅会社だからこそ大切にできるものだと思います。
むぎフェスは、そのきっかけのひとつです。
家を建てた後のお客様から教えていただくこともある
住宅会社は家づくりの専門家ですが、実際にその家で毎日暮らしているのはお客様です。
住み始めて初めて分かることがあります。
「この動線にしてよかった」
「ここに収納があると便利だった」
「子どもが大きくなって、この部屋の使い方が変わった」
こうしたお話は、これから家づくりをするお客様への提案を考えるうえでも大切な情報になります。
住宅会社が一方的にサービスを提供するだけではなく、お客様との長い関係の中で、私たち自身も教えていただいています。
地域の住宅会社だから、長くつながっていたい
むぎくらは1954年に宇都宮で創業し、1973年から住宅・不動産事業に取り組んできました。
地域で長く住宅事業を続けるということは、建てた家も、その家で暮らすご家族も、同じ地域にいらっしゃるということです。
新しく家を建てることだけが住宅会社の仕事ではありません。
これまで建てていただいたお客様の暮らしを見守っていくことも、地域で事業を続ける住宅会社の大切な役割だと考えています。
「建てて終わり」にしたくない
家づくりでは、契約まで、完成までにたくさんの打ち合わせをします。
土地を一緒に見たり、間取りを悩んだり、色を決めたり。
長い時間を共有した関係が、鍵をお渡しした瞬間に途切れてしまうのは、私たちにとっても寂しいことです。
もちろん、引き渡し後に頻繁に住宅会社と連絡を取る必要はありません。
何も困ることなく暮らしていただけることが一番です。
それでも何かあったときには、
「むぎくらに聞いてみよう」
と思い出していただける。
そのくらいの距離で、長くつながっていきたいと考えています。
住宅会社選びでは「建てた後」も見てみる
これから住宅会社を選ぶ方には、商品や価格だけでなく、
「この会社は建てた後のお客様とどのような関係を続けているのだろう?」
という視点でも見てみてほしいと思います。
アフターメンテナンスの内容。
相談窓口。
既に家を建てたお客様との関係。
こうした部分には、その会社が家づくりをどのように考えているのかが表れます。
まとめ
むぎフェスは、住宅を販売するためのイベントではありません。
家づくりを通して出会ったお客様と、引き渡し後もつながっていたい。
そして、住んでからの声を聞きながら、これからの家づくりをもっと良くしていきたい。
そんな思いから続けている取り組みです。
家を建てる時間は数か月ですが、その家での暮らしは何十年と続きます。
だからむぎくらは、家そのものだけでなく、
その先の暮らしとも長くつながる住宅会社でありたい。
むぎフェスは、そんな私たちの考え方を形にしたもののひとつです。