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2026.10.29

良い間取りは「要望を聞く」だけではつくれない?住宅会社のヒアリングが大切な理由

家づくりの打ち合わせでは、

「LDKは20帖くらい」
「収納をたくさん欲しい」
「平屋にしたい」

といった希望を住宅会社へ伝えることから始まることが多いと思います。

もちろん、希望を聞くことは大切です。

しかし、むぎくらでは、それだけでは本当に暮らしやすい住まいにはたどり着けないと考えています。

大切なのは、「何が欲しいか」だけではなく、

「なぜ、それが欲しいのか」

まで一緒に考えることです。

 

この記事のポイント

・要望と、その背景にある悩みは違う
・良いヒアリングは間取り提案の土台になる
・「なぜ?」を考えると別の解決方法が見つかることがある
・住宅会社には現在の暮らしも伝えておく

 

「収納が欲しい」は本当の要望?

例えば、

「収納をたくさんつくりたい」

というご希望があったとします。

その言葉だけを受け取れば、大きな収納をつくれば要望は叶います。

しかし、もう少しお話を聞いてみると、

「子どもの荷物がリビングに散らかってしまう」

ことが本当の悩みかもしれません。

その場合に必要なのは、家の奥にある大きな収納ではなく、リビングの近くにある使いやすい収納かもしれません。

つまり、

「収納が欲しい」

という要望の奥には、

「片付けやすい暮らしにしたい」

という目的があります。

 

「平屋にしたい」にも理由がある

平屋を希望される理由も、ご家族によって異なります。

・階段を使わず暮らしたい
・家事をラクにしたい
・家族の気配を感じたい
・将来まで暮らしやすい家にしたい
・外観デザインが好き

などです。

「平屋」という答えだけを見るのではなく、なぜ平屋にしたいのかを知ることで、よりそのご家族に合った提案ができるようになります。

場合によっては、平屋ではなく半平屋や二階建てでも、その目的を実現できるかもしれません。

 

良いヒアリングとは「質問をたくさんすること」ではない

住宅営業のヒアリングというと、質問項目を順番に聞いていくイメージがあるかもしれません。

しかし、大切なのは質問の数ではありません。

例えば、

「朝起きてから家を出るまで、家族はどのように動いていますか?」

「洗濯で一番面倒に感じるのはどの作業ですか?」

「休日は家でどのように過ごすことが多いですか?」

といった、普段の生活についてのお話から間取りのヒントが見つかることがあります。

家づくりの希望だけでなく、今の暮らしを知ること。

そこから提案が始まります。

 

要望をそのまま形にすることが正解とは限らない

住宅会社の役割は、お客様から聞いた希望をそのまま図面にすることだけではありません。

例えば、

「とにかく収納を増やしたい」

という希望に対して収納を増やしすぎれば、その分居住空間が小さくなる可能性があります。

「広いLDKが欲しい」と言われてそのまま広げれば、建築費が予算を超えてしまうこともあります。

だからこそ、

・なぜ必要なのか
・どのくらい必要なのか
・別の方法はないのか

を一緒に考えることが大切です。

 

住宅会社には「困っていること」を話してみる

初めて住宅会社へ相談するときに、理想の間取りを完成させておく必要はありません。

むしろ、

「洗濯物を片付けるのが面倒」
「玄関がいつも散らかる」
「子どもを見ながら料理をしたい」
「家族それぞれの時間も欲しい」

といった、今の暮らしで感じている小さな不満を話してみてください。

その中に、新しい住まいを考えるヒントがあります。

 

むぎくらがヒアリングを大切にする理由

むぎくらでは、家づくりの接客や打ち合わせを振り返る中でも、改めて「ヒアリング」が住まいの提案の土台になると考えています。

住宅には間取りや設備、性能など、説明しなければならないことがたくさんあります。

しかし、説明することに夢中になってしまえば、そのご家族が本当に困っていることを見落としてしまうかもしれません。

まず知ること。

その後で提案すること。

この順番を大切にしたいと考えています。

 

まとめ

良い間取りは、要望の数だけで決まるものではありません。

「何が欲しいですか?」だけではなく、

「なぜそれが必要ですか?」

まで考える。

その会話を重ねることで、間取りは単なる部屋の配置ではなく、そのご家族の暮らしに合ったものになっていきます。

家づくりを始めるときは、理想の家を上手に説明しようとしなくても大丈夫です。

まずは、

今どんな暮らしをしていて、何に困っているのか。

そこから住宅会社に話してみてください。