暮らし方紹介 LIFE STYLE

Life Scene.02

S様邸/栃木県宇都宮市

過去から学んだ、
理想のために必要なこと。

すべての願いを叶える家。

入居されて、まだ日も浅い時期に取材にご対応いただいたS様ご夫妻。家を探しはじめた当初、奥様にはある葛藤があったといいます。

「一生暮らす家なので、遠い将来のことを考えると、平屋がいいと思っていました。でも、やっぱり2階建ても捨てがたい(笑)。そのときに出会ったのが、この家です。ここなら2階建てでありながら、平屋と同じような使い方もできると思いました」その大きな理由は、1階にある寝室の存在。つまり、生活をする上で必要な空間が、1階にすべて揃っていたのです。

さらに、新居に移る前に、ひとつの目標を立てていました。
「アパートでは物があふれていました。だからここでは、ミニマルな環境をつくりたいと思っています。特に、キッチンはひと目にもつきますし、何よりおしゃれなので、散らかすわけにはいきません」

一方で旦那様も新たな暮らしに、心を踊らせていました。
「僕の希望は薪ストーブ。費用や近隣への配慮を考えると、最初から付いているというのは、大きなアドバンテージでした。早く使える季節になってほしいですね(笑)」

寝室とリビングをつなぐウォークインクローゼット。

すでに薪や道具の準備は万全!念願の薪ストーブに緊張気味です。

自分たち“らしさ”が
愛着になる。

旦那様の趣味はアウトドア。それも、仕事として林業を考えていたほどの本格派です。その嗜好は、家を選ぶときのポイントにもなっていました。

「最初にこの家に入ったときに、梁や床など、たくさんの木が使われているのがいいなと思いました。ぬくもりを感じられますし、住んでいくうちに愛着が湧いてくると思ったんです。また、庭もウッドデッキもあるので、夏場はBBQでも出来たらいいなって思っています」

吹き抜けのリビングには、大きな窓から太陽の光が差し込みます。これからの暮らしのイメージを少しずつ、カタチに。

逆にインドア派だという奥様も、ご自身の趣味を楽しむ計画を立てていました。
「私は漫画を読むのが好きなので、2階の屋根裏部屋は読書をするための空間にしたいと思っています。前の家から使っているソファはそこに置いていますよ(笑)」

正反対にみえるご夫妻ですが、音楽ライブに行くことが共通の楽しみ。毎年、ひたちなか市で開催される音楽フェスに訪れているそうです。その趣味を反映したのは、意外にもキッチンでした。

「キッチンの照明は、スピーカー付きのLED照明に変えてもらいました。好きなジャンルは違いますが、私も夫も音楽が好きなので、これのおかげで、いつでもスマホから曲が流せるんですよ」

いまは上手に収納する方法を学ぶのが楽しいという奥様。

ふたりで過ごす時間も増えてきそうな予感。

広々としたリビングには、ゆったりとした時間が流れます。

探して、悩んで、
出会う喜び。

共働きのS様ご夫妻は、お休みが合うことも珍しかったそうです。しかし、入居が決まったころからは、ふたりで、インテリアや家具などを買いに行く機会も増えました。

「この家の家具やインテリアは、ほとんどむぎくらさんのコーディネートによるものです。自分たちが探していた質感を、いい方向に強調してくれていますね。だから、その統一感を崩さないように家具を選んでいます。いまは漫画用の本棚を探しているところです」

さらに建売住宅だからこその喜びがあったと旦那様は語ります。
「当初は、むぎくらさん以外で注文住宅で検討していましたが、労力も費用もかかるという印象でした。建売であれば、それらは解決されます。さらにインテリアなどのデザインも、自分たちで選びたいけれど、選ぶ勇気の出ないテイストのものを選んでくれているというのは嬉しいですよね」

家探しには様々な要素がからんでいます。予算、間取り、デザインなどもそのひとつです。だからこそ、自分たちが理想としていたものに出会えたときの喜びは、注文住宅と変わらないものがあるのかもしれません。

木を中心とした中に、ワンポイントの大谷石風の壁が際立つ。

「まだ自分の家だという実感がない」と、少し照れくさそう微笑むおふたり。

“人”からはじまる
家づくり。

家を選ぶときに中心となった奥様と、優しく見守る温厚な旦那様。そんなおふたりが、共通認識として重要視していたのが、担当者との相性でした。

「私たちの性格上、積極的に営業をされると、少し引いてしまうんです。だから、求めていたのは、知りたいことに対して、的確に答えてくれる人でした。それがむぎくらの担当者さんだった。それに、何社か検討した中で唯一『引き渡し後も、何かあったら言ってください』と言ってくれたんです」

実はS様ご夫妻には、数年前にも一度、マイホームを検討された時期があったといいます。しかし当時は上手く進まず、断念してしまったそうです。

「いつの間にか、家を探すことが義務のようになっていました。もちろん家を見るのは楽しかったのですが、休みのたびにショールームに“行かなければならい”みたいに思えて、もはや仕事の感覚。正直、あのときの僕らは、行き詰まっていたと思います。その経験があったので、遠慮なく、フレンドリーに話を聞いてくれる方に出会えて、本当に良かったです」

2度目の家づくりでようやく見つけた理想の住処。趣味やインテリアで自分たちらしさをプラスしていきます。

理想の住まいづくりも、まずは人と人との関わりからスタートします。過去の経験があったからこそ、担当者の人柄を大切にした家探しは、ようやくゴールを迎えました。しかし、すでに将来のことも、少しずつ考えはじめています。

「この先、子どもができたり、自分たちも年をとったり、色々と変わってくる。まだ住みはじめたばかりですが、これからもずっと、家族が幸せに暮らせれば、それが一番いいことだなって思います。理想の家を手に入れることができたので、いまはすごく充実した気分です」

DATA

建築場所/
栃木県宇都宮市
構造/
木造2階建て
家族構成/
夫婦
延床面積/
136.21㎡(41.12坪)
1階面積/
88.19㎡(26.62坪)
2階面積/
48.02㎡(14.50坪)

担当者の
コメント

はじめてお会いさせていただいた印象が、温厚で優しい雰囲気のご夫婦だなと思い、羨ましかったです。ご案内した際に、他社ハウスメーカーの雰囲気が好きで、ご主人様が薪ストーブがほしいと話されていました。ただ、注文住宅だと予算的に難しい…。そこで、建売ですが理想に近く、予算的にもということで、この家をその場で決めていただきました。S様から「これが欲しい」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。その後は建物の話より、暮らしの話をメインでしていました。住みはじめてからが本当のお付き合いだと思っていますので、これからもS様により信頼・安心していただけるよう対応していきたいと思っています。

栃木準備室S.Yatabe

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